この記事でわかること
- 初心者が避けるべき古酒販売ショップの見分け方
- 購入を見送った方がいい出品者の特徴
- 失敗を防ぐためのチェックポイント
皆さまこんにちは。
オールドボトル、楽しんでいますか?
今回は「できるだけはずれボトルを引かないために」ネット購入前にチェックすべきポイントと、避けたい出品者・ショップの特徴をご紹介します。
オールドボトルは1本ごとに個体差がある“一期一会”のお酒。
せっかくなら美味しい状態で楽しみたいですよね。
では、さっそく具体的に見ていきましょう。
1. 古酒の扱いに慣れていないショップや個人出品者には注意
✔ 過去の古酒取引数が少ない出品者はリスク高め
販売履歴が確認できるフリマアプリやオークションでは、古酒の販売実績があるかどうかを必ずチェックしましょう。
実績のない出品者は以下のようなトラブルが起こりがちです:
- 梱包が甘くて配送中に液漏れや封の破損
- ボトルの保管状態が悪く、スクリューキャップが緩んで開栓状態で届く
- 最悪の場合、逆さまに配送されるケースも
筆者も過去に、ジョニーウォーカー赤ラベル(ジョニ赤)のキャップが配送中に開いてしまった経験があります。未開封表記でも安心は禁物です。
この時は事前に縦向け、天地無用をお願いしていたのですが、到着したボトルは寝ていました(笑)
そして破損ではなく漏れはとても責任分界点が難しい事案です。
✅ 対策:
出品履歴に「古酒」や「ウイスキー」「ブランデー」があるかをチェックし、古酒に慣れている出品者を選びましょう。
2. リサイクルショップのネット販売は「保存環境」に要注意
リサイクルショップでは、商品管理の都合上、以下のような環境で保管されていることがあります:
- 半屋外の倉庫
- 空調の効かない物置
- 商品が山積み状態で放置
もちろん、室内空調完備のショップもありますが、保管状態はショップによって差が大きいです。
特に「ネット専用在庫」の商品は、長期間放置されていた可能性が高く、品質に不安が残ります。
✅ 対策:
出品日時を確認するのがおすすめです。
ただし、ショップからの購入は通常のやり取りやトラブル時の対応が比較的スムーズなのは大きなメリットです。
3. 写真が少ない出品は避けよう(重要!)
古酒は年代や保存状態によって価値と品質が大きく変わるお酒です。
そのため、以下のような写真情報が重要になります:
- 液面(残量)の状態
- ラベルの劣化具合
- フィルム・封の状態
- ボトルの底(澱の有無確認)
写真が少ない出品=古酒に対する知識・配慮が不足している証拠
さらに悪質なケースでは、
- 重要な部分(フィルムやキャップ)を意図的に写していない
- 他人や手持ちの違うボトルの写真を使いまわしている
といったこともあります。
こうした出品は、価格が安くても避けた方が賢明です。
✅ 対策:
- 写真が少ない場合は、追加写真を依頼しましょう。
- 対応が丁寧なら、信頼できる出品者と判断できます。
- やり取りを通して出品者の誠実さがわかることもあります。
✔ 避けたい出品者・ショップまとめ表
見極めポイント | 避けたい特徴 | 理由とリスク |
古酒の販売実績 | 過去に古酒を数件しか扱っていない | 梱包・保管・発送に不慣れでトラブル発生しやすい |
リサイクルショップの在庫 | 長期在庫/保管状態の記載がない | 湿度・温度管理が不十分な場合がある |
掲載写真 | 写真が1〜2枚しかない/重要な部分が写っていない | 状態が不明確。詰め替え・劣化リスクあり |
返信・やり取り | 返信が遅い/質問に答えない | コミュニケーション不全。トラブル時の対応が不安 |
まとめ:古酒選びは「信頼できる出品者選び」から始まる
いかがでしたでしょうか?
オールドボトルの購入は、出品者の信頼性と情報開示の姿勢が非常に大きな鍵を握ります。
「安いから」と飛びつかず、少しの注意と質問でハズレのリスクは大きく減らすことができます。
もし、少しでも違和感を感じたら購入を見送ることをおすすめします。
きっとあなたに合った飛び切りのボトルがまたの機会に現れると思いますので、目の前のボトルに固執しなくても大丈夫です。
特にオークションだと固執してしまうと入札金額がどんどん膨れ上がっていきますのでご注意ください。
ちなみに入札案件の際は必ず事前にMAX金額をきめてそれを守ってください。ズルズルいくと常に頭を使うことになり、せっかくのオールドボトル購入という体験が気分の悪いものになってしまいます。
✨最後に
オールドボトルは一つひとつが違う表情を見せてくれる、まさに“出会い”のお酒です。
その一杯が、皆さまの人生を彩る素敵な一杯になることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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