この記事では、メルカリの「オークション形式出品」について、出品者目線でのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
この記事でわかること
- 開始価格設定に気を付けよう
- 商品説明と写真をしっかり用意しよう
- 一定数のいたずら入札を覚悟しよう
開始価格の設定に気をつけよう
メルカリのオークション形式では、出品時の開始価格の設定が非常に重要です。
特に「送料込み」で300円スタートにしてしまうと、注目を集める一方、商品が予想以上に安く落札された場合、送料負担によって赤字になるリスクがあります。
出品前に想定している梱包で送料が行けるか、確認しましょう。(特にゆうパケットポストミニ、ゆうパケットプラス)
エコメルカリ便が使えない可能性があることも想定しておきましょう。
「着払い」に設定することで赤字のリスクは減りますが、送料込みと勘違いしてご入札される可能性も。そのため、商品説明やタイトルに「送料着払い」と明記しておくのがベストです。
おすすめの価格設定は、「この価格で売れても仕方ない」と自分で納得できるラインにしておくこと。高く設定しすぎると入札が入らないため、売ってもいい最低限の価格で注目を集めて入札者を惹きつけましょう。うまくいけば高値で売れる可能性もあります。
商品説明と写真は入念に準備しよう
オークションが始まると商品説明や写真を後から変更・追加できなくなります。そのため、出品前の準備が非常に大切です。
と言いながらも、出品にわざわざ時間をかけられない場合でも。
以下のような写真をできるだけ多く載せることをおすすめします:
- 前後左右、上からの写真
- 傷や汚れのアップ
- メジャーを使ってサイズ感がわかるようにする
購入者の多くは写真で判断します。説明文が多少不足していても、写真が充実していれば入札してくれる可能性が高まります。自分がいらないかな、という角度からの写真でもとりあえずあげておきましょう。
また、「ジャンク品」などの表記をタイトルに含めることで、後のトラブル回避にもつながります。状態に不安がある場合は、開始価格を少し安く設定し、誤解がないようにしておきましょう。
一定数の「いたずら入札」は覚悟しよう
残念ながら、オークションで落札されたのに購入手続きが行われないケースが一定数存在します。理由はさまざまですが、気が変わったり、予算オーバーになったりという購入者側の都合がほとんどです。
これに対して現状メルカリ事務局は対応ができません。入札者にペナルティを与えるとはなっていますが具体的なことは明記されていません。
また、現時点では「次点の方に繰り上げて販売する機能」はメルカリにはありません。
ただし、落札から24時間が経過すると、ほかの人がその商品を購入することが可能になります。
そのため、次の対応としては:
- しばらく放置して他の方の購入を待つ(何度か購入したことがあります!)
- 再出品する(落札情報を参考に、落札価格~次点価格の間で設定するのがお勧め)
のいずれかを選ぶのがよいでしょう。
トラブルにあったと思って割り切り、前向きに対応するのがオススメです。
まとめ
メルカリのオークション機能は、うまく使えば早期売却や高値落札が期待できる反面、リスクも存在します。
開始価格の設定、商品説明や写真の準備、いたずら入札への対応などを事前に理解しておくことで、トラブルを回避しやすくなります。
一番回避したいのは取引が始まってからのトラブル。ここだけ避ければ大丈夫と思ってください!
「安定して売りたい」なら通常の固定価格出品、「売却スピードや高値のチャンスにかけたい」ならオークション形式。ただし、最速での売却は相場以下での通常出品です。オークションの早期終了という裏ワザみたいなのもありますが。。
この記事を参考に 自分のスタイルに合わせて、うまく使い分けてみましょう!
お読みくださりありがとうございました。
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