この記事でわかること
- キャンプがコスパやタイパに逆行する理由
- キャンプでしか得られない自然とのつながりと気づき
- 家族や自分自身と向き合える「自己対話」の魅力
この記事では、僕が体験した人生2回目のキャンプについて、その魅力や感じたことを皆さまにシェアします。
キャンプは日常生活の快適さとは対極にあり、タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)を求める現代のライフスタイルとは相反するものです。
しかし、その中にもお金や効率では測れない深い魅力があるのです。
キャンプはコスパやタイパに逆行する体験
まず、キャンプを始めると、どうしても初期投資が必要です。
人生初のキャンプから、今回は2回目の挑戦。キャンプはやはり普通の日常生活に比べると、どうしてもタイパやコスパを考えれば割に合わないところがあります。キャンプ場まで行くのにも時間がかかりますし、持っていく道具を揃えるのにも出費が伴います。
今回も、子供のための寝具やランタンフック、ローテーブルなどを新調し、総額1〜2万円程度の追加投資となりました。
良くも悪くもコロナでキャンプブームが再燃し、アイテムの価格がこなれてきていることが救いでした。
購入先は主に、コストコ、カインズ、ダイソー、セリアでそろえました!
それだけの金額を日常生活に使えばもっと外食やアクティビティが手軽にできますが、キャンプならではの非日常を味わうためには必要なコストと割り切っています。
支払ったコスト以上の経験を得られるかの確証はないですが、ここまで来たら、とりあえず前に進のみです。

お金では測れない「自然とのつながり」
今回のキャンプでは、夜に雨が降りました。テントに直接雨音が響き渡り、家とは違う環境に身を置くことで感じる不安や孤独感がありました。しかし、その中で感じたのは、普段忘れがちな「自然とのつながり」です。
雨がやみ、夜空を見上げながらトイレへ向かった時の静けさと孤独感は、家では絶対に味わえない感覚。こうした瞬間に、心がリセットされるような体験ができました。
キャンプは、自然と自分を強制的に向き合わせる場だと実感しました。
当たり前ですがトイレに行くことがメンドクサイというか手間になるのはキャンプの大きな課題だと感じています。

キャンプは自分に制限をかける「自己対話」の場
日常生活は、エアコンも照明もキッチンも揃った快適な環境です。けれどキャンプでは、不便さが前提。火を起こして食事を作り、ランタンを頼りに夜を過ごす。
自ら不便を選び、その中で生活することで、普段の自分や家族との関わり方を見直すことができます。
僕はこの不便さを通じて、キャンプは「自己対話」の場なんだと強く感じました。
- 忙しい日常では流してしまう家族との会話
- 無意識に後回しにしている自分の内面への問いかけ
こうしたものに、真正面から向き合えるのがキャンプの醍醐味です。

キャンプがもたらすもの
もちろん、キャンプは誰にでも向いているわけではありません。不便さにストレスを感じる人もいるでしょう。
また、虫が嫌いな人にとってはかなり困難なレジャーです。
天候にも大きく左右されます。
でも、そういった不便さや困難があるからこそ、キャンプは自分や家族との関係を見直すチャンスをくれます。日常生活では得られない「気づき」と「時間の質」を与えてくれるのです。
まとめ|キャンプの魅力を再発見しよう
キャンプは、コスパやタイパを求める現代社会とは真逆の体験です。でもその逆行する不便さの中に、お金では買えない価値が眠っています。
- 自分自身とじっくり向き合いたい方
- 家族や仲間との時間をもっと濃くしたい方
- 日常生活に少し疲れ、マンネリを感じている方
そんな方にこそ、キャンプをおすすめしたいです。
僕自身も、これからさらに回数を重ねて、新しい気づきを得ていきたいと思います。
今後キャンプに挑戦される皆様に、素晴らしい時間が訪れることを祈っています。
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