この記事で分かること
- クラシックギターの上達を「見える化」する方法
- 基礎練習が上達を加速させる理由
- 練習を継続するコツとモチベーションの保ち方
「基礎練習」=退屈?いいえ、ギター上達の最短ルートです
クラシックギターに限らず、楽器の練習といえば“基礎練習”。
でも、「地味で退屈そう」「つまらないから曲から始めたい」という気持ち、よく分かります。
実際、スポーツでいうところの準備体操のようなもので、楽しさを感じにくい部分かもしれません。
ですが、ギター上達の近道はこの基礎練習にあります。
なぜなら、ギターは単に音を鳴らすだけではなく、「思った通りの音を出すこと」「滑らかに運指すること」「一定のテンポで弾けること」など、基本的なスキルの積み上げが必要だからです。
【見える成長】基礎練習でギターの上達を実感しよう
基礎練習の最大の魅力は、成長を数字や感覚で「見える化」できること。
例えば、同じ音階を弾くエクササイズでも、
- 昨日よりテンポが上がった
- 先週より指の動きがスムーズになった
- 今月は力まずに弾けるようになった
というように、自分自身の上達を客観的に確認できるんです。
これは、ダイエットに例えると“体重計に乗る”ようなもの。マラソンでいうところのタイムを記録するということ。
楽器の継続が難しい大きな要因としては成長を数字化、見える化することが難しいから。
日々の小さな成長を可視化することで、継続のモチベーションにもつながります。
【挫折防止】基礎練習なら“続けやすい”理由
もちろん、好きな曲を繰り返し練習しても上達は可能です。
プロは弾いている曲自体が基礎練習曲にまで昇華されているように感じます。
ただし、プロでない限り曲をスムーズに奏でることは難しく、特に曲中の一フレーズだけが極端に難しく、挫折してしまうこともありますよね。
その点、基礎練習は
- 基本的に覚えやすい構成
- よく使う運指が中心
- 汎用性の高いパターン練習が多い
という特徴があり、応用が効く&挫折しにくいのがポイント。
半面、少し楽しさに欠けることは事実かもしれません。。。
一方で、「今日は左手の動きに集中しよう」「リズム感を意識してみよう」など、目的を持った練習がしやすいのもメリットです。
さらに、メトロノームを使って練習すれば、リズム感の強化にも効果絶大!
リズムのズレは自分では気づきにくいので、ぜひ取り入れてみてください。
【もっと好きになる】上達実感がモチベーションに変わる
人は「できること=楽しい」と感じる生き物です。
子どもが絵を褒められてもっと描きたくなるように、大人でも自分の成長を実感できれば自然と楽しくなっていきます。
ただ、大人は誰かに褒められる機会が少ないもの。
だからこそ、自分で自分を認めてあげることが大切です。
「昨日より上手くなってる!」
「このフレーズ、ついに弾けた!」
そんな小さな達成を積み重ねていけば、ギターがどんどん好きになるはずです。
【まとめ】基礎練習はあなたのギターライフの土台になる
クラシックギターの基礎練習は、
- 上達を実感できる
- 練習の質を高められる
- 継続のモチベーションになる
という、初心者から中級者までにとって欠かせない存在です。
「基礎練習=つまらない」と思っていた方こそ、ぜひ取り組んでみてください。
上達を感じることで、あなたのギターライフはもっと豊かに、楽しくなっていくはずです。
私もあなたを応援しています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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