この記事でわかること
- ストレス軽減の第一歩は「やらなくていいこと」を見極めること
- 自分や家族の負担を減らす具体的な工夫がわかる
- 新しいことに挑戦することでストレスを軽減することも
はじめに:アトピーとストレスの深い関係
アトピー性皮膚炎に悩む多くの方が直面するのが、日常生活のストレスです。
「集中したいのに痒くてできない」「動くのも辛い」「服が汚れて洗濯が大変」――そんな日々の積み重ねが、心の負担・ストレスとなり、結果として肌の回復を妨げてしまうことも。
今回は、そんなストレスを少しでも減らすための考え方と実践的なコツをご紹介します。
目次
- 日常のルーティンを見直してストレスを軽減
- タスクを減らすコツは「頻度・簡略化・代替」
- 新しいことに取り組むとストレスが減る理由
- まとめ:小さな改善が、肌と心の変化を生む
1. 日常のルーティンを見直してストレスを軽減
まずは、あなたの1日の行動を棚卸ししてみましょう。
- 掃除、洗濯、歯磨き、入浴
- 朝食の用意、買い物、仕事、着替え
- スマホチェック、ニュースの確認…など
これらの行動を「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」に分類します。
やらなくてもいいことは、思い切ってやめてみよう
例えば、私は洗濯物をきれいに畳むことをやめて、ざっくりと箱に収納するようにしました。タオルはくるくるっと巻いてポイ、アンダーウェアはそのまま引き出しへダイレクトイン。
また、隙間時間にビジネス情報やニュースアプリをチェックすることもやめました。休職中で情報を活かす機会がなかったこともあり、無意味な焦燥感だけが残ったからです。
こうした小さなストレスを手放すことが、心と肌の回復への第一歩です。
2. タスクを減らすコツは「頻度・簡略化・代替」
「やるべきこと」は完全になくすのが難しいですが、負担を軽減する工夫は可能です。
例:食事関連のタスク
課題 | 解決方法 |
食材を買う | 食材宅配サービス、惣菜、ウーバーイーツなどを活用 |
食器を洗う | 紙皿・紙コップ・割り箸の活用、食洗機導入 |
メニューを考える | 週単位の献立を固定、家庭用メニュー表の作成 |
ご家族やパートナーと一緒に**「家庭内の課題を見える化」**して会議形式で話し合ってみると、意外な解決策が出てきます。
やり方を変えることに最初は抵抗があるかもしれませんが、**「これはストレスを減らすための実験」**だと考えると、前向きに取り組めるはずです。
3. 新しいことに取り組むとストレスが減る理由
生活の無駄を削ぎ落とし、少し余裕ができたら、ぜひ**「ちょっと気になること」に挑戦**してみてください。別に大したことでなくて大丈夫です。
- 家の中でできる趣味(読書、手芸、ギター、折り紙、などなど)
- 小さなDIYや模様替え、レゴ、プラモデル
- 軽いストレッチや呼吸法、ヨガ
三日坊主でもOK。やってみて「なんか楽しい」と感じたらラッキーですし、合わなければまた違うことを探せばいいのです。
アトピーという症状以上に、私が一番ダメージを受けたのは「心」でした。
「もう治らないかもしれない」「また今日も痒い」「外に出るのが怖い」「いつまでつづくのだろうか」――そんな負の感情が心を支配すると、どんどん自分らしさを失ってしまいます。
ポイントは、ポジティブな刺激や新しい刺激に触れること
- 笑える動画を見る、ラジオを聴く
- お気に入りのアロマを嗅ぐ、ガムを食べる
- いつもと違う散歩道を歩く
笑うことは自律神経を整える効果もあり、医療の現場でも注目されています。
4. まとめ:小さな改善が、肌と心の変化を生む
ストレスが肌に与える影響は計り知れません。だからこそ、以下の3つのポイントを意識して、できることから1つずつ始めてみましょう。
ストレス軽減のポイント | 内容 |
① 生活を棚卸しする | やらなくてもいいことを排除 |
② タスクの簡略化・代替を試す | 紙皿、食材宅配、家族会議など |
③できた余白で挑戦する | 小さな趣味や「ときめき」で心に栄養を |
最後にひとこと
アトピーと付き合いながらも、「笑顔になる工夫」「楽しいこと」を少しでも見つけられたら、それが肌と心を守る大きな武器になります。
アトピーになって心と体が密接につながっていることに気が付きました。
心が崩れると体調も崩れるし、体が悪くなると心や気分が悪くなってしまいます。
悪いコンディションで人生を謳歌することは困難です。
コンディションを良い方向にもっていけるように少しずつ行動していきましょう。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたのストレスが少しでも軽くなり、笑顔で過ごせる日々が増えていきますように。
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