この記事で分かること
- 肌の自己修復には健康的な生活が不可欠な理由
- 意識すべきは生活リズム・食事・運動の3つ
- 全部できなくても大丈夫。できることから始めればOK
脱ステロイド・脱保湿の実践は、長期戦です。
「戦い」と思いすぎると心が疲れてしまうので、**“期間限定の修行”**くらいの気持ちで、少し肩の力を抜いて進んでいきましょう。
今回は、私が実践してきた「肌の回復を促す体質づくり」についてお伝えします。
かみ砕きますと、**脱ステ・脱保湿中にどんな生活を意識したらいいか?**ということでご紹介していきたいと思います。
健康的な生活が、肌の再生力を取り戻す鍵
結論から言うと、**肌を回復させるために一番大切なのは「健康的な生活習慣」**です。
「そんなの当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、実は意外とできていない、または継続できないものなんですよね。
その証拠が世の中にダイエット情報や健康情報があふれているといったところでしょうか。
偉そうに言ってしまってすみません。もちろん、私も完璧にできているわけではありません。
でも大切なのは、意識して、できるところから少しずつでも取り組むこと。
そして健康的な体に近づくことがコツです。
健康的な生活習慣①|生活リズムを整える
脱ステ・脱保湿の期間中は、症状がきつくて休職中や自宅療養中の方もいらっしゃると思います。
自律神経がくるってしまい、よく眠れず、仕事などがないとなると、どうしても生活リズムが崩れてしまいやすくなります。
でも、まずは**「寝る時間を整える」**ことから意識してみてください。
睡眠は肌再生のゴールデンタイム
- 目安は 21〜22時に就寝
- 成長ホルモンの分泌を促し、肌の修復が進む
- 睡眠で脳が休まり、メンタルの安定にも効果的
私の場合、痒みでなかなか寝付けない時期がありましたが、ヒーリング音楽や環境音を小音量で流すことで、少しリラックスできました。
まずは**「早く寝ることから始めてみる」**。これだけでも、体調が変わってきますよ。
体を横にするだけでも回復につながります。少し暗いところにいるだけでも目からの刺激が少なくなり、脳が休まります。少しずつですが回復するためのうち手を打って行きましょう。
健康的な生活習慣②|食生活を見直す(タンパク質が鍵)
次に大事なのが食事です。肌の材料はタンパク質なので、高タンパクな食材を意識的に摂ることが大切です。
おすすめのタンパク質食材
- 鶏肉・魚(特にサバや鮭)
- 大豆製品(納豆・豆腐・冷凍枝豆)
- 卵・きな粉・プロテインドリンク
- 冷凍野菜(ブロッコリー・アスパラガス)
- サプリメントの活用もOK(ストレス軽減のため)
私が愛用していたのは「きなこ牛乳ドリンク」や、時々の「プロテイン」。
手軽に栄養補給できるので、疲れているときにも続けやすかったです。
乳製品は賛否あり。合わなければ控えめに
私自身、ヨーグルトやチーズを好んで食べていましたが、今思えば乳製品の摂取はもう少し控えた方が良かったかなと感じています。
またプロテインも賛否あります。消化時に内臓へ負荷がかかるというデータもありますので体調に合わせながら摂取しましょう。まずは無難な高たんぱくの自然食材でたんぱく質を補っていくことをおすすめします。
肉でいくと、ツナ缶、サバ缶や鶏はむね肉がタンパク質豊富ですがもも肉のほうが料理のレパートリーは多いかと思います。
野菜は豆類、冷凍枝豆や納豆や豆腐が手軽に食べやすいと思います。また、冷凍ブロッコリーとアスパラガス、とうもろこし缶もオススメ。
水分摂取のバランスにも注意!
脱ステ・脱保湿中、水分量の調整が必要だと聞き、制限しすぎた結果「痔」になってしまいました…。
体験から言えるのは、極端な制限はNG。適度に水分を摂って、排泄も整えることが大切です。
夕方から夜は水分控えめがお勧めです。私自身、夜の水分とりすぎでかゆみとトイレで睡眠が妨げられてしまった経験があります。
健康的な生活習慣③|軽い運動で代謝を上げよう
最後に、無理のない運動習慣も肌の回復に効果があります。
代謝が上がることで、体内の循環が良くなり、肌のターンオーバーもスムーズに。
無理なく始めるならウォーキングがおすすめ
- 走ると膝や腰を痛める恐れがあるので注意(←経験談です…)
- 「綺麗な景色を見る」「スーパーまで歩く」など、目的を持たせると継続しやすい
- 日光に当たることはビタミンDの生成にもつながる(※日焼け止め必須)
まずは毎日10〜15分でもいいので歩く習慣を作ってみてください。
できることから、無理なくコツコツと
一気に生活習慣を変えるのは難しいし、体調によっては継続できない日もあると思います。
そんなときは、**「今日はこれだけできた」**と、自分を褒めてあげてください。
長期戦で大切なことは自己肯定感です。
「筋トレ」や「ダイエット」を習慣化することが、とてつもなく難しいのと同じで、健康習慣の継続は本当に根気のいる作業です。
【最後に】私が使っていた魔法の言葉
体調がつらいとき、私はこんな言葉を心の中でつぶやいていました。
「しゃあない、しゃあない」
「まぁ、いっか」
「そのうち治るわぁ」
ちょっと力が抜けますよね(笑)。
ゆる〜く前向きになれる魔法の言葉です。
みなさんも、自分なりの“おまじない”を持って、この期間を乗り越えていってくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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