https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-3489733796250554 脱ステロイド・脱保湿を決行した理由|成人アトピーとの闘いと回復への道のり | 暮らしの余白とアップデート図鑑|ちょい贅×ちょい得を探求するパパけんじの実践生活術

脱ステロイド・脱保湿を決行した理由|アトピーとの闘いと回復への道のり

やるかやらないか 健康とアトピー克服の実践記録

この記事でお伝えしたいこと:

  • アトピーで薬を塗り続ける生活に限界を感じた
  • 根本的に治らない現状に疑問を抱いた
  • 子育てと仕事の両立を考え、治す選択をした

成人アトピーの発症と薬漬けの生活

私が脱ステロイド・脱保湿を決行したのは、今から約5年9ヶ月前のことでした。
成人してから突如発症したアトピー。最初は喉まわりが急激にかゆくなり、なんかストレスで起きてるだけかなと思っていたのですが、ひどくなり、皮膚科を受診して処方された薬を塗る毎日が始まりました。

当時は、処方される薬の内容を深く理解せずに使っており、保湿剤と同じような感覚でステロイドも塗っていたのです。
薬を塗れば一時的に症状は治まる。けれど、数日後にはまた痒みが戻ってくる。旅行や出張には薬が必須。しかも治すための量がどんどん増えている気がする。。。そんな生活が5年も続きました。

やがて、薬の効果がかなり薄れてきたことや、皮膚の状態が明らかにおかしくなってきたことに気づきました。
薄くてシワシワになった弱った肌を見て、「これは何かが違う、おかしい」と感じ始めたのです。


薬なしで治すという選択肢との出会い

調べていくうちに「ステロイドは根治を目的とした治療ではない」という事実を知りました。いわゆる対処療法で必ず完治する治療法ではない。でも標準治療。意味が分かりませんでした。
さらに、現代医療ではアトピーの根本的な治療法がまだ存在していないことも。
でも大学ので医療の勉強をしていて、この世の中にはまだまだわかっていない病気が山ほどあるという事実を知っていたので、よく考えれば理解できることでした。しかし、いざ自分の体がこのような身近にはあるがわかりきっていない病気になるとも思わず、受け入れることやきちんと向き合うことができていませんでした。

さらに調べを進めていく中、目に飛び込んできたのが「脱ステロイド」「脱保湿」というキーワード。
当時の私にとって、それはまさに目から鱗でした。

薬も保湿もしないなんて、本当に大丈夫なの?という不安は大きかったです。
なぜなら、薬を少し塗り忘れただけで肌がボロボロになる経験を何度もしていたからです。

「脱ステロイド」「脱保湿」も 方法もさまざまで、「徐々に減らす派」や「一気にやめる派」など、情報が多すぎて逆に迷いました。


子育てと仕事を考え、決断した脱ステロイド

当時、我が家では第一子の出産を半年後に控えていました。
さらに、運よく念願の仕事でのアメリカ赴任の話も進んでおり、人生のターニングポイントを迎えていた時期でもあります。

そんな中で、肌の状態が不安定なままでは乗り切れないと感じたのです。

「治せるなら治したい」
その思いが日に日に強くなり、私はまずステロイドを中止し、保湿は継続する方法を選びました。
3ヶ月ほどその状態を続けましたが、皮膚の回復は思った以上に遅く、かゆみや皮膚の裂けに悩まされました。日々、保冷剤を片手に過ごす毎日が続きます。


最後は“えいや”で脱保湿も決行

根拠のない自信もあり、「もしかしたら数ヶ月で治るのでは?」という楽観もありました。
そしてついに、保湿剤もやめることに決めたのです。

最初の4日間はなんとか出勤できましたが、その後、体調が急変。
全身の肌はひび割れ、体液が流れ出し、かゆみで眠れず、異常な寒気に襲われました。そして、ついには動けなくなり、仕事も休職を余儀なくされました。

正直、想像を遥かに超える苦しさでした。
思い出すだけで、というかつらすぎて半分ぐらい記憶から消し去っています。
もし今、1億あげるからあの経験をもう一度してみて、といわれても断る自身があります。(笑)

 ただ、今となってはそれでもあの時、脱ステ・脱保湿という選択をして本当によかったと思っています。


最後に:治療法に正解はない、だからこそ「記録」を残したい

この体験談は、あくまで私個人の記録であり、万人に当てはまるとは限りません。
医師によっても賛否が分かれる脱ステ・脱保湿。
だからこそ、「こういうケースもあるんだな」と参考のひとつになれば嬉しいです。

この続きは、実際にどんな経過をたどったのか、どのようにして回復していったのかをまた別の記事でお伝えしていきます。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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