この記事でわかること
- 古酒(オールドボトル)を買って失敗するケースとは?
- 味がまずい時の対処法
- 蓋が開かない・漏れている時の対策
- 安心して古酒を楽しむためのポイント
皆さまこんにちは。
古酒(オールドボトル)をこよなく愛する筆者です。
今回は、古酒を購入したときに起こりうるトラブルとその対処法についてまとめてみました。
古酒には独特の魅力がある一方で、失敗もつきものです。ですが、あらかじめリスクを知っておくだけで、ショックを軽減し、楽しみ方の幅が広がると思います。
【1】古酒の味がまずくて飲めない…
せっかく楽しみにしていた古酒なのに、「これはちょっと…」という味に出会ってしまうこともあります。
筆者の経験では、買い方にもよりますが10本に1~2本は、残念ながら飲みにくいボトルにあたります。セット物の一部とか激安でフリマやオークションで購入したものがはずれの確率が高いですね。価格とリスクはセットですね。
味がイマイチなときの対処法
お酒の種類 | おすすめのアレンジ方法 |
ウイスキー | ロック、ハイボール(+レモン) |
ブランデー | ロック |
共通 | 冷蔵庫で冷やす、ボトルを詰め替えて数週間放置する |
その他 | お風呂に入れて酒風呂に(※ネット情報、自己責任で) |
どうしても飲めない場合は、潔く手放すという選択肢もアリです。
ジョニ黒白紋を外してしまったときは泣きました。(笑)
とはいえ、ストレートで美味しく飲めたときの感動は格別なので、そこを目指したいですね。
【2】封・スリーブ・キャップが外れている/緩んでいる
これは、配送中の揺れや梱包不備によって起こりやすいトラブルです。
とくに古酒は経年でキャップが劣化していることもあり、キャップやスリーブがデリケートになっているボトルも少なくありません。また、キャップが開いていれば詰め替えができてしまうので注意が必要です。
対策ポイント
- 購入前に出品者の評価を確認(古酒の取り扱い経験があるかチェック)
- 配送依頼時は「縦置き厳守・ワレモノ」指定を忘れずに
- 持ち帰り時はラップでキャップを巻く+クッション材でしっかり保護
自転車やバイクで運ぶときは、揺れに要注意。できれば車や徒歩での持ち帰りがおすすめです。
【3】古酒の蓋が開かない!開封トラブルの原因と対処法
古酒のスクリューキャップやコルク栓が固くて開かないというのもよくある悩みです。
スクリューキャップの場合
- ペンチや滑り止めゴムを使って開ける
- 無理に回すとケガをする可能性があるので慎重に
コルク栓の場合
- ボトルを少し横に倒して数分湿らせる(抜きやすくなる)
- 折れた場合は、ソムリエナイフ+針金or裁縫針で慎重に取り除く
- 崩れてしまったら、別のボトルに詰め替えるのがベスト
なお、コルク片をそのまま放置すると味が変質してしまうため、早めの対応が必要です。
【まとめ】古酒はトラブルも想定して楽しもう
いかがでしたでしょうか?
オールドボトル(古酒)は、当たり外れの振れ幅がある分、“あたり”を引いたときの感動が大きいのが魅力でもあります。
「まずい」「開かない」「漏れた」などのトラブルは、正直どんなに気を付けていても避けられない部分があります。
しかし、リスクを理解して、楽しむ気持ちを持っておくことが古酒との上手な付き合い方ではないでしょうか。
お酒は人生のスパイス。ほどほどに、そして心から楽しめる1本に出会えますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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