この記事でわかること
- オールドボトルのコルクが折れてしまった時の開栓方法
- ソムリエナイフと裁縫針を使った開け方
- 開栓のタイミングで失敗しないためのコツ
皆さまこんにちは。
オールドボトル(古酒)をこよなく愛する筆者です。
今回は、「古酒のコルク栓が途中で折れてしまったときの開け方と注意点」についてまとめてみました。
古酒は「飲む前から戦いが始まっている」といっても過言ではありません。
とくにコルク栓の開栓はトラブルの多いポイントなので、事前にしっかり知識を持っておくと安心です。
古酒は開けるのも一苦労。慎重な開栓を心がけよう
オールドボトルに使われているコルクは、長年の経年により乾燥や劣化が進んでいます。
興奮して勢いよく引き抜こうとすると、かなりの確率で折れてしまいます。
開栓前にまず試したいこと
- コルクが硬そうだと感じたら、ボトルをそっと傾けてコルク部分に酒を浸す
- 縦に戻して数分待つ(湿らせて柔らかくする、暖かいタオルを使い人もいるみたい)
- それでも難しそうなら、道具を使って慎重に開けていきましょう
裁縫針とソムリエナイフを使った開け方【手順付き】
裁縫針で開ける方法
- 折れたコルクに対して、斜めに5,6本の裁縫針を差し込む
- ゆっくりと引き上げるように抜いていく
- 無理な力で差し込みはNG!コルクがボトル内に落ちるリスクがあります

ソムリエナイフで削る方法
- コルクがボロボロ、全然引き抜けない場合は、ソムリエナイフで少しずつ削る
- 深く削りすぎるとカスやコルク片がボトル内に落ちるので注意
もしコルク片が中に落ちてしまったら…
- コーヒーフィルターや茶こしなどで別容器に濾して飲めばOK
- 雑味が少しお酒に移ってしまうかもしれませんが、多少は問題なし

開栓は飲酒前に!失敗しないためのタイミングとは?
コルク折れの開栓には集中力が必要です。
アルコールが入った状態での開栓はおすすめできません。
筆者の実体験(失敗談)
筆者は以前、ロイヤルサルート21年を開栓中にこぼしてしまい、半量を失いました。
その時はすでに飲み始めていて、判断力が鈍っていたのです…。
ぜひ皆さんは、お酒を飲む前に開栓を済ませておくようにしてくださいね。
コルク折れの古酒購入は要注意!
お店やフリマなどで「コルクが折れています」と明記されている安いボトルには要注意。
一度開栓された可能性もあり、以下のリスクがあります:
- 中身が劣化している可能性
- 液体のすり替えリスク
- 見た目では判断できない状態の悪化
どうしても安く購入したい場合は、信頼できるショップや知人からの購入に限定したほうが無難です。
まとめ:古酒の開栓も楽しみのひとつ。コルク折れに備えよう
オールドボトルを開ける際のトラブルは避けられない部分もありますが、コルク折れもひとつの“味”として楽しむ気持ちが大切です。
慎重に、そして丁寧に開けたボトルは、不思議と愛着が湧くものです。
どうかこの記事が、あなたの古酒ライフの助けになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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