この記事でわかること
- ナイスカットミルのメンテナンスが必要な理由
- 日常的なお手入れの方法(所要時間5分)
- 分解清掃の手順と注意点
- 清掃頻度の目安と、メンテナンスに便利な道具紹介
こんにちは、コーヒー好きのパパけんじです。
わが家では毎朝、豆を挽いてコーヒーを淹れています。
今回ご紹介するのはカリタのナイスカットミル。
使い始めて数年経ちますが、変わらずキレのある挽き心地と、粒度の安定感はさすがプロ仕様。一応家庭用のモデルです。
モノはしっかりしていますが、定期的なメンテナンスをしないと粉の目詰まりや、風味の劣化につながってしまうのも事実。
今回は、私が実践している「ナイスカットミルのメンテナンス方法」をご紹介します。
なぜナイスカットミルにメンテナンスが必要なの?
コーヒー豆には油分が含まれており、挽いた際にミル内部に粉や油分が少しずつ蓄積されます。
この状態を放っておくと…
- 挽き目が不安定になる
- 雑味が出やすくなる
- モーターの負荷が高まり故障の原因に
といったクオリティと耐久性に影響が出る可能性が。
特に深煎り豆をよく使う方は、油分が多く付着しやすいので要注意です。一方で浅炒りの場合は豆が硬いので残りかすで刃が傷んでしまうことも。
日常的にできる簡単お手入れ(所要時間:数秒)
毎日使う方におすすめなのが、「日々のプチ掃除」です。
個人的にはダスターで吹き飛ばすだけ。
同じ豆を弾き続けるのであれば個人的にはこれだけでも十分かなと思います。
そして月に1度、少し手間暇をかけてお手入れしてあげます。
用意するもの
- ブラシ(100均の歯ブラシでも適当なものでOK)
- キッチンペーパーまたは乾いた布、つまようじ
- エアダスター(あれば便利、100均にあります)

簡単お手入れ
手順
- コンセントを抜く
- ホッパーを外し、残った豆を取り除く、ホッパーは水洗い可能
- 吐き出し口(シュート)の粉をペーパーブラシで軽く払う
- ホッパーの接続部からエアダスターで吹き飛ばす
→ これだけでも挽き目の安定感がだいぶ違います!しかも美味しくなった気持ちがします(笑)

月1回の分解清掃でさらに快適に!
定期的にしっかり掃除したい方は月に1回の分解清掃がおすすめ。
手順(一応自己責任でお願いします)
- ミルの電源を切り、豆をすべて取り除きます
- ホッパーを外し、前面のネジをマイナスドライバなどで緩めてカバーを外します
- 固定刃と回転刃の間に詰まった粉をブラシ、つまようじで丁寧に除去、最後にダスター。
- 内部の粉をすべて取り除いたら、逆の手順で組み直す





※金属部分は水拭きNG。湿気はサビの原因、コーヒーの風味を劣化させることになります。適宜キッチンペーパーで汚れを拭いてください。
※刃の部分はケガしやすいので注意。手袋を使うのもありです。
清掃頻度の目安
使用頻度 | メンテナンス内容 | 目安 |
毎日1〜2杯程度 | 日常的な掃除(ダスター) | 週1回 |
毎日使用&家族用 | 日常+分解清掃 | 数日に1回 + 月1回 |
メンテナンスにおすすめの道具
- 何かしらのブラシ:やわらかめのモノがおすすめ
- 厚手のキッチンペーパー(ティッシュは千切れることがあるので注意)
- エアダスター:細かい粉を吹き飛ばす
まとめ|ナイスカットミルはお手入れで生まれ変わる!
カリタのナイスカットミルは、丁寧にメンテナンスすれば10年選手もしくはそれ以上の使用も夢ではない名機です。
毎日美味しいコーヒーを楽しむためにも、ぜひちょっとしたお手入れを習慣化してみてください。
コーヒー好きな方や、これから購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ご質問や使用レビューも大歓迎です!
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