この記事で分かること
・痒みが出たら、まずは冷そう
・掻いても大丈夫、でも緩く長くが基本
・長く続いてしまったらその場から逃げよう
さてアトピーの症状といえば痒み、これとどのように付き合っていくかがポイントになります。
脱ステ脱保湿をしている方だと、対応策に困ってしまうと思うので私が痒くなったときに使用した対処法を共有したいと思います。
【まず初めの打ち手は冷やすこと】
痒くなってしまったところを冷やすことによって神経の興奮を抑えて症状を軽くすることができます。
患部によって冷やし方のコツはあるのですが、保冷剤をタオルや布で包んでそれを当てることが基本になります。
タオルや布が清潔であることはもちろんなのですが濡れていないこと、または途中で濡れたら乾いた面に切り替えてから患部に当てるなどしてください。
皮膚を濡らしてしまうと余計痒くなってしまったり、乾いたときに皮膚内の水分を持っていってしまい、乾燥によって後から痒みが襲ってくる可能性があるからです。
保冷剤は冷蔵・冷凍の商品を買ったときについてくるものを消毒などして使うのが経済的です。ただ、凍らせたときに角が鋭利になる保冷剤はケガの素ですので使用を控えた方がいいと思います。また幹部が広い場合、すぐに冷たく無くなってしまうので、100円均一の保冷枕のような大きいものや、空のペットボトルに水を入れてそれを冷凍庫でカチカチに冷やしたものを使って見てください。
小さい方が便利な場所もあるので場合によって使い分けしていきましょう。
冷やすときはついそのまま擦りたくなりますが優しくポンポンと当てるぐらいにしてください。
痒くなったらまずは冷やす、これが初めの打ち手となります。
【掻いても大丈夫、我慢はリバウンドの原因にも】
アトピーの痒みというのは正直、薬などなしに精神論で耐えられるものではありませんでした。その経験からもたとえ冷やしたとしても、最終的に掻くことを避けることは困難です。
しかも痒みの我慢の限界が来たときには思いっきり掻いてしまった苦い経験があります。
そんな経験から、痒いときにはユルカキで対応します。
これは爪などが伸びていないてで緩く、長く掻くという技です。
肌は掻き出すとさらに痒くなるという特性もあるので注意が必要ですが先ほどの冷やすことと組み合わせて神経が落ち着くのを時間をかけて待ちます。
健康な肌を取り戻す極意は1秒でも健康状態を保つことですのでなるべく肌を傷つけないようにしましょう。
【痒みが長引いたらその場を変えよう】
激しい痒みが数十分から数時間続いてしまうことがあります。
時間を無駄にしているようでとても辛い時間でしたが、大丈夫。
傷つきながらも肌は治ろうとしているのです。
ただ身動きが取れない状態だと姿勢が悪くなってしまったり、気分が落ち込んでしまう時があります。そんなときは思い切って場所を変えましょう。外でもいいですし部屋でもいいですし、キツイかもしれませんが移動して見ましょう。
そうすることで意識を他に向けることができます。
意識を他に向けるということで好きな動画を見るであったり、漫画含む読書であったり、楽器を触るであったり、筋トレや散歩をするであったりも効果があります。
注意していただきたいことはアウトドア的な活動をするときは痒みに意識が引っ張られている状態ですので、安全な場所での活動をオススメします。
具体的には広めの公園だったり、交通量が少ない河川敷だったり、比較的歩道が広くキレイに舗装されている道などです。
信号が多いところや人、自転車、車が多い場所は外部への注意力が少なくなっているので事故に巻き込まれることがあるのでご注意ください。
アトピー性皮膚炎といえば痒みが辛いという方に少しでも役立った情報になれば幸いです。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
コメント