この記事で分かること
・ギターの上達が目に見えるように分かる
・ぐんぐんギターが上手くする
・どんどんギターが好きになる
皆さま、基礎練習と聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか。
スポーツで言うと堅苦しい準備体操や事前準備のような感覚でしょうか。
早く試合がしたいんだ、楽器で言うと曲を弾きたいんだ、と思う気持ちも勿論わかりますが一旦落ち着いてください。
曲も色々あるのですが楽器の初めは実は音を出すところから始まります。
もちろん楽器によって難易度が違うので初心者でも簡単に音を出すことができる楽器もあります。
ギターで音を出すには少しコツが必要です。
基本チューニング(調律)で利き手で弦を弾けば音はなりますが音階を弾こうとすると、もう片手で弦を押さえる必要があります。
ドレミファソラシドと弾くだけでも初めは難しく感じるでしょう。
また弦のタッチ(弾くこと)によって音質なども変わるため、納得のいく音を出すことはすぐにできません。
曲を弾く、と言うのはギターをする楽しみの一つだと思いますので、そこを目指すためにも自分の納得のいく音を出すと言うのは必要な技術になってきます。
【ギターの上達を見える化】
そこで人は練習をするのですが、基礎練習と言うのが私のオススメです。
基礎練習といっても世の中には色々な楽譜がありますので、ご自身と相性の良い基礎練習の楽譜を練習するのが良いかと思います。
私も今後、基礎練習に関する具体的な記事も書いていきますね。
ここでなぜ基礎練習がオススメかと言いますと、ギターの上達が目に見えるように分かるからです。
ギターの練習が思うように続かない原因として、練習しても練習しても上達しているか分からない、と言うものがあります。
頑張っても前進しているかどうか分からないことは辛いですよね。ダイエットで例えると、頑張って運動と食事制限していても鏡がなくて自分の体型を確認できなかったり、体重計が壊れていて正確な体重が測れなかったりして効果が分からなければダイエットを続けることは余程の精神力がない限り難しいでしょう。
基礎練習をすることで同じ音階をスピードを変えたりしながら繰り返し練習します。
その中で、昨日より良くなっている、先週より音が綺麗になった、先月よりもスムーズにリラックスして弾けている、と言うことを感じることができます。
【繰り返し練習してぐんぐん上手くなろう】
でもでも、曲練習を同じ曲で繰り返しすればいいのでは、と言うご指摘もあるかと思います。
もちろん、その方法でも上達を感じることができます。
ただ選曲によっては運指(利き手じゃない方の指運び)が難しいフレーズが入っていたり、曲の一部のフレーズが難易度が高くて上達を感じられず挫折してしまうケースがあります。
私は楽しくなかったら挫折してやめてしまうことに賛成派ではあるのですが、他に方法がある場合はわざわざ挫折しやすい方法を取らなくてもいいんじゃないかなと思っている次第です。
基礎練習の楽譜は「なんじゃこれは」と言うものもありますが基本的に覚えやすく、いざ曲を弾こうと思ったときに出てきそうな運指になっているので応用も効くのが特徴です。
弾き方を覚えてしまえば、あとは練習のときに、「今日は左手の動きに集中して練習しよう」「今日はリズムを意識して練習しよう」「今日はリラックスして弾くことを意識しよう」などと上達したいスキルを意図的に練習することができるようになります。
もしコーチやギター仲間がいれば上達具合を客観的な意見としてもらえますが、一人で練習する場合はこの基礎練習で上達具合を把握することができます。
また、基礎練習を行うときは是非、メトロノームというリズムを刻む機器をご使用ください。
リズムに合わせて練習することで、グッと練習の質が上がります。
【自分が上達していることを感じると好きになる】
上手くできることを好きになることってないでしょうか。
小さい子供でしたらイメージしやすいと思うのですが、絵を描くことや運動を褒めると、嬉しがってそれをやり続ける。
そして上手くなってまた褒められる。そして、それをすることが好きになるといった感じです。
大人になると、褒められる機会がないわけではないですが、例えば趣味でやっている楽器などは人に披露する機会がなければ褒められることもないでしょう。
もちろん、他人から褒められるためにやっているわけではないのですが、もし自分で自分のことを褒めて上達したり好きになったりすることに繋がるとなれば、どうでしょうか。
この考えを持つとプラスのスパイラルでどんどんギターを楽しむことができます。
色んな偶然が重なりギターと出会って楽しく弾いているので、上達して、もっと好きになって、ギターの世界にハマっていったら新しい発見や出会いがあるかもしれません。
皆さまが楽しい楽器ライフを過ごされていることを祈っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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